オオサカジン

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2009年04月16日

今を生きる!

みなさん、こんばんはニコニコ

お元気ですか 家の前の櫻の花サクラもハラハラと花びらが舞い散っています。

毎年、この光景を見ると胸がキュンとなります。

はかないだなーーと。

だから今、頑張らねば。。。。といつも思うのです。

  サクラ   サクラ    サクラ

私は丁度10年前、かなりやっかいな大病をしてもう二度と

社会復帰は無理と言われていました。 初めて「死」というものに直面し

ました。

2ヶ月は大阪の病院、そしてもうダメだと言われた事で

この病と闘う為に、大阪を離れ名古屋の病院に一人で

大きなバッグを抱えて乗り込みました。ボストンバック

もう二度と職場には戻れない。。。とそんな思いを抱えながら

友達にもだれにも告げず、一人で名古屋まで・・・電車


その時、私は子供達と母と暮らしていました。家

それも母も年老いていて、私がいる事で色々気を使い、

これ食べて、これは大丈夫?しんどくない? 喉通る?と

ずーと私の体を気遣い、母が私のことで参ってしまうのではと

思った事も大きな理由でしたが、家にいると自分の思いをひょっとして

母にぶつけてしまうのでは・・・と思ったことも理由でした。


それでなくとも母の心の痛みは計り知れない程なのに・・・・泣き

これ以上、そんな母に心配は掛けれない・・・と思ったのです。

一人で戦おうと・・・。グー

その時は子供も大きくなっていたのできちんと話をして

「おかあさんは必ず元気になって帰ってくるから待っててね」と・・・。


母が私に気を使ってくれる事がたまらなく私には辛かったのです!

そして必ず名古屋の病院(東洋医学)へ行って母や子供達の為に

帰ってくることを決意し、大阪を離れました。新幹線

名古屋の病院は、私のような人達ばかりでもう病院からさじを投げ

られている方達ばかり。。。余命何日と宣言された方も大勢いまし

た。

でも、その方達はみんな一応に明るいのです。

だれひとり暗い雰囲気の方はいらっしゃらなかった。

反対に私よりも、もっともっとひどい方が私のベッドに入れ替わり

立ち替わり集まって下さって、私を励ましてくれるのです。ウザギ

本当にこれが死というものを間近にいる方なのかと・・・・。

この入院生活で私は何にも代えがたい大切なものを頂き

自分の今までの考えが180度変わるくらいのたくさんの

宝物プレゼントを頂きました。

今、死を目の前にしている方が私の体を気遣い、心配してくれている

なんというやさしさだと・・・・。

3ヶ月、この病院で過ごした私は毎日家に電話黒電話を入れ、

子供達と話す事で元気をもらい「この子達の為にせめて成人になるまで

は死ねない!」とその思いだけできたように思います。

けっして無理を言わない子供達。。。。

寂しいのに・・・。会いたいだろうけど・・・。

私に気を使って我慢していることも痛い位わかりました。

こんな子供達の為、私は絶対元気になる!!と・・・

その思いだけでなんとかきたように思います。

名古屋の病院を退院する前日、みんながカラオケBOX音符でお別れ会をし

てくれました。

すごく田舎の病院だった為、ひなびたBOXでしたがなによりも皆さんの

暖かさに感動しこんな素敵な方達と過ごした3ヶ月間、 何にも代えが

たいものを頂き、勇気と愛情が一杯詰まった宝石箱王冠

中は私の感謝の思いであふれそうでした。

翌日、田舎で電車の本数も少ない為、朝一番の電車に乗る為

早々に病院を後にしました。みなさんに感謝しながら・・・・。

が・・・・・なんと駅にみんながいたのです!!

私を驚かす為、私より先に駅で待っててくれたのです。

そしてみんなが飲み物をひとつずつ手渡してくれ「junちゃん、頑張

れ!!」と口々に励ましながらさよならをしました。

泣くまいと思っていた私も、電車の中で号泣でした大泣き


その後、ずーとその時のみなさんとはお手紙のやりとりが続きましたが

半年も経たない内に半数以上の方が亡くなられました。泣き

私は今も名古屋での病院で暖かい愛情を頂いた事、

けっして忘れる事はできません。

みなさんの愛情ある言葉、やさしさが倒れそうになる自分の心を

なんとか支えてくれました。

あのみなさんの明るさにあわなければ私はどうなっていた事でしょう

いつも辛くなった時、あの日々の事を思いだします。

いつもいつもベッドに来てくれて「JUNちゃん、頑張ろう!!」と

励ましてくれたみなさん・・・・。

弱音を吐かずにみなさんの分まで生きていかなければと・・・・と



人の命は永遠ではないのです

元気な時はそれがわからない。

何かをしたい!!って思った時、いつからか始めよう、 もう少ししてか

ら。。。

色々理由をつけて、したい事を先延ばしにしていたように思います。

でも今日を大切にしないと・・・ひょっとして明日は来ないかもしれない

のです。


ですから今したいことは今やる!! 

そんな風に一日一日を大切に過ごすようになりました


健康な時は考えられなかったような事に今は感謝!!の毎日です。

例えば空かもめがきれい、嬉しい!

友人と会う事だけでも コーヒー・・。 今まで感じた事のない

ような幸せな気分・・・・。


道端に咲いてる雑草の中の小さな花クローバーにも「頑張って咲いてるね

一緒に頑張ろうね!!」って声をかけてしまう私です。

再びおまけの人生を頂いた私・・・・。

この病のお陰で日々の大切さ、人への思い

私が名古屋の病院で一杯頂いたやさしさを今度は私が

体や心の弱っている方達に向ける番だと・・・・。


人は一人では生きていけないという事

いつもだれかの支えがあって生きているという事



この病を通して多くの事を学ばせてもらった私です。

病気に感謝!! 


みなさんも今日という日を大切に-----。

明日の為の今日なのですから・・・・・
花火






Posted by 微笑ist Junko  at 00:09 │Comments(6)

この記事へのコメント
会社のデスクだというのに、涙がポロポロあふれて焦りました。
JUNKOさんはいつも生きることの大切さ、人の優しさをお話して下さってましたが…。
こうして改めて文字で拝見すると、すごく感情移入してしまいました。
大切なこと、教えて下さってありがとうございます。
Posted by 【キャリアShuka事務局】 at 2009年04月16日 13:59
キャリアshuka事務局様

とっても嬉しいコメントありがとうございます!
私もコメント、読ませて頂きながら、涙がウルウル・・・・。
当時の事が鮮明に思い出され、良くして下さった方達の
事が昨日の事のように頭の中を駆け巡り
改めて感謝の気持ちで一杯になり、胸が熱くなりました。
ありがとうございます!!
嬉しかったです。
私事で涙を流して頂けるなんて・・・・。 おやさしい思いに感激でした。 
こうしてブログを書く事で自分を振り返り、反省をしたりして
又、原点に戻り頑張ることができるのですね。
コメントを頂ける事で元気と勇気を頂けます。
ありがとうございました!
Posted by 微笑ist junko at 2009年04月16日 23:38
JUNKOさま、こんばんは(*^_^*)
この間から何度も読ませていただいて、でもあまりに体験されたことの重みが胸に迫ってくるようで、どう表現したら良いのかわかりませんでした。こういう時、いつも言葉の無力さみたいなものが身にしみる思いがします。
命の限りというものを否応なく考えさせられる時は、花の一輪をとってみても、まるで周りのすべての事象が自分に何かを語りかけてくるような感覚が、不思議としてくるものですよね。
〝明日のための今日〝ほんとうにそうですね(*^^)v
Posted by ARITA at 2009年04月27日 22:30
ARIさま

いつもコメントありがとうございます。
そうですね。
命の重さを感じる体験して、今迄、見えなかった色々なものが見えるようになりました。
病気に感謝!!です。

あの辛い時期があったから今の私が存在していると・・・・。
そう感じています。

これからも1日、1日大切に生きていきたいと・・・。
何にも代え難いものを私は病気を通じて頂いたと思っています。

ARIさま、お互い充実した日々を送りましょうね!
Posted by 微笑ist at 2009年04月28日 09:42
JUNKOさま
先ほどは、ありがとうございました(*^_^*)
〝病気に感謝〝と思えるようになるまでに、どれほどの事を乗り越えてこられたのかを思うと、言葉になりません‥。
ブログを読ませていただくたびに、今日あることを感謝しながら、一日一日を大事にしなければ!と改めて思います!
Posted by ARITA at 2009年04月28日 10:28
ARIさま

先日はお元気そうな声を聞けて嬉しかったです!

待っていますから・・・・。

色々お話しましょうね!

楽しみにしています!!

毎日、ニコッとして笑顔で過ごせればいいですよねーーー。

そうなれるよう、いつも心を安定させて・・・。

頑張りましょうね! ARIさま。
Posted by 微笑ist Junko at 2009年04月30日 00:55
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